米Appleは6月14日、WWDC初日にスティーブ・ジョブズCEOが「One more thing...」として紹介したWindows版Webブラウザ「Safari 3 for Windows」パブリックβ版が公開から2日で100万ダウンロードを超えたと発表した。
Appleは、SafariがWindowsで最速のブラウザであると主張しており、iBenchによる計測でInternet Explorer 7と比較で最大2倍、Firefox 2の1.6倍と発表している。
Windows版Safariは発表してすぐに脆弱性の問題が指摘されていたが、Appleはセキュリティ問題に対処したSafari 3.0.1アップデート(Windows版のみ)を公開している。
最新バージョンでは日本語を含め、英語以外の言語ではさまざまな問題があるが、Appleではユーザーのサポート、インプットメソッドへの対応、メニューやヘルプのローカライズ、テキスト処理などの英語圏以外への対応を「近々対応予定」としている。
このほかには、NTLMサポート、PACファイル自動認識、FTPディレクトリ表示、Safariからのプロキシ設定へのリンク、cookie管理、LiveConnectサポート、ツールチップ、スペルチェック、印刷ページのナンバリング、タイトル印刷、マージン処理の対応が予定されている。
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