ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

AOL、「iGoogle的」パーソナライズドページをβ公開

» 2007年07月11日 10時26分 公開
[ITmedia]

 米AOLは7月10日、新しい「myAOL」のβ版をリリースした。myAOLは、パーソナライズ可能なホームページ「myPage」、好みに合ったニュースなどを写真から選ぶ「Mgnet」、フィードリーダーとWebブックマークサービス「Favorites」を1つにまとめたスイート。

 インタフェースはGoogleのiGoogleに似ており、Google Gadgetの追加もできるが、AOLがプリセットしたものの中から選べるようになっているのが特徴。ドラッグ&ドロップによるコンテンツの移動も可能で、iGoogle同様にタブの追加もできる。

myPage パーソナライズしたmyPage

 myPageでは、AOLが提供するコンテンツやアプリケーションのほか、Google Gadgetなど、サードパーティーのサービスへのアクセスも提供する。Mgnetは、個人の好みに合わせて新しい情報やWebサイトを探し出す「バーチャルコンテンツ発見サービス」。情報はヘッドラインではなく、画面に表示された写真から好きなものを選ぶのが特徴で、AOLはユーザーが選んだ写真から、好みに合ったニュースやブログ、ビデオなどを提案する。

 「What's Hot」をクリックすると、ユーザーの好みを反映していないニュースの一覧が表示される。Favoritesでは、フィードリーダーとブックマークを1カ所にまとめ、Web経由でどこからでもアクセスできる。フォルダやショートカットキーが利用できるほか、「Mix & Share」機能により、メールやインスタントメッセージング(IM)など使ってフィードを友人と共有することも可能。

 myAOLには、β期間を通じて、サードパーティーによるアプリケーションやウィジェット、ソーシャルネットワーキング機能、モバイル対応などの新機能が追加される予定。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.