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航空業界、電子チケットへ全面移行へ――チケット用紙の「最終発注」完了

» 2007年08月28日 07時13分 公開
[ITmedia]

 国際航空運送協会(IATA)は8月27日、航空券用用紙の「最終発注」を完了したと発表した。今回の発注は約1650万チケット分で、2008年5月31日までに発行される航空券に使用される。同6月1日からは、同協会のシステムを通じて発行される航空券は、100%が電子チケットとなる予定。

 IATAによると、電子チケットの採用率は、2004年6月の16%から、84%まで向上した。電子チケットの採用により、消費者の利便性が向上する上、1航空券当たり9ドルのコスト削減、年間5万本の樹木に相当する用紙が削減できるとしている。

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