Microsoftのインスタントメッセージング(IM)ソフト「Windows Live Messenger」を使ったウイルスの感染が、日本でも報告されている。セキュリティ企業FaceTime Communicationsがブログで伝えた。
同社のSpyweareGuideブログによれば、このウイルスは感染すると、Windows Live Messengerの全コンタクトにあてて、英語で「この子誰? あなたのことが好きだって」「彼女がこんな写真を撮るなんて信じられない」などのメッセージを送りつけ、リンクをクリックするよう仕向ける。
リンク先のファイルは「TanyaBabe.zip」という名称が付いているが、実際には悪質な実行可能ファイルになっており、実行するとCPUの使用率が100%になってしまう。
感染数は今のところ少ないようだが、日本とシンガポールのフォーラムユーザーを中心に感染が報告されているという。
偽のzipファイルを使ったMSN Messengerワームについては、先にSymantecやTrend Microなどの各社も報告している。
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