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マイクロソフト、国内企業・大学との技術連携を強化

» 2007年09月13日 20時33分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは9月13日、同社が持つ知的財産をライセンス提供し、国内IT産業の支援を行うと発表した。同社が持つソフトウェア技術やWindows製品のプロトコル技術仕様などを提供し、ハード・ソフトやソリューションの開発とコスト削減に役立ててもらう。

 同日、ロボット開発のZMPと2足歩行ロボットエンジンの開発で協力すると発表した。エンジンは、ロボット用ソフトウェア開発環境「Microsoft Robotics Studio」で開発し、ZMPは同エンジンを搭載したロボット開発に取り組んでいく。同環境の評価を目的とした2足歩行ロボットのシミュレーターも開発。同環境でリアルタイム処理が可能なことを確認したという。

 また、米Microsoftと東京工業大学は同日、産学連携協定を今後結ぶことで合意したと発表した。同大のスーパーコンピュータ「TSUBAME」構築を担当した松岡聡教授らと同社の研究者が連携し、高性能計算法とライフサイエンスへの応用をテーマに共同研究を行う。同社は専門技術とツール、資金を提供する。

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