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セキュリティ企業に「お祈りパンダ」関与疑惑?

» 2007年09月28日 09時11分 公開
[ITmedia]

 コンピュータウイルスは、ウイルス対策ソフトメーカーが自分たちで作っているのではないか――。セキュリティ企業のPanda Securityが、ブログでこんな疑問について取り上げている。

 ブログを執筆したルイス・コロンズ氏は、記者だけでなく友人や家族からも、同じようなことをよく聞かれると告白。特に今回は、中国のパンダウイルス騒動を受け、「Panda Securityは何らかの形でこのウイルスに関与しているのか」と、ある記者から質問されたという。

 この通称「お祈りパンダ」ウイルスは、ゲームユーザーの情報を盗み出す機能を持ち、感染したコンピュータのアイコンをパンダの図柄に変えてしまう。

 もちろんこのウイルスを作成したのはPanda Securityではなく、その証拠に作者は中国で実刑判決を言い渡されたとコロンズ氏は指摘。パンダウイルスについて同社にこれ以上電話がかかってこないよう、はっきりさせておくことにしたとつづっている。

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