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MS、一連のコミュニケーションソフトを発表

» 2007年10月17日 08時23分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは10月16日、各種コミュニケーション手段の統合を目指す「Unified Communication」戦略に基づいた、一連の製品群を発表した。

 「Microsoft Office Communications Server 2007」は、VoIP、ビデオ、インスタントメッセージング(IM)、Web会議などの機能を、同社のアプリケーションの中から利用できるようにする。既存のMicrosoft Office、年内リリース予定のMicrosoft Dynamics ERPやMicrosoft CRMの最新版などに対応する。

 「Microsoft Office Communicator 2007」は、PC、携帯電話、Webブラウザで、電話、IM、ビデオコミュニケーション機能を提供するクライアントソフト。「Microsoft Office Live Meeting」は、ミーティングの開催、文書の共有、ビデオの使用、討議の記録などを、どのPCからでも実行可能な最新会議サービス。「Microsoft RoundTable」は、パノラマ撮影が可能な360度カメラとスピーカー、録音機能を装備したWeb会議用電話。またMicrosoft Exchange Server 2007のサービスパックもリリースした。

 Microsoftによれば、50社を超えるパートナー企業が、同社の統合型コミュニケーションプラットフォームに対応する製品およびサービスの提供で合意しているという。

 同社はまた、テレフォニーシステムベンダー向けの動作保証プログラム「Unified Communications Open Interoperability」を立ち上げた。Microsoftのコミュニケーションソフトとの互換性が保証されたテレフォニーシステムとして、現在、5社8製品がリストアップされている。

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