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MS、高齢者のPC利用を支援

» 2007年10月30日 19時09分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは10月29日、高齢者のPC利用を支援するための製品やプログラムを発表した。

 同社は米マイアミ市と、官民共同の高齢者支援プログラム「eSeniors」を実施する。同市の高齢者向け学習センターで無料のコンピュータトレーニングや、コンピュータを利用する機会を提供する。センターには、Windows XP、Microsoft Office、Encartaを搭載したリサイクルコンピュータを設置する。

 またeSeniorsの一環として、Microsoftは高齢者のニーズに合わせたカスタマイズパッケージ「SeniorPC」を販売する。コンピュータを購入したい高齢者、あるいは親にコンピュータを買ってあげたい成人が対象で、オンラインで購入できる。Hewlett-Packard(HP)製デスクトップPCまたはノートPCにWindows VistaやMicrosoft Worksなど各種ソフトとプリンタが付いて、価格は1300ドル以下。大きめのキーボードやトラックボールマウスを選ぶこともできる。マイアミ市は、市のトレーニングを受けた高齢者にこのパッケージを割安で購入できるクーポンを支給する。

 eSeniorsプログラムは、マイアミ市民のデジタル経済参加を推進する「ELEVATE Miami」イニシアチブの一環。

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