ニュース炎上ブックマーク「炎ジョイ」、開設から2日で休止炎上サイト情報を共有するソーシャルブックマーク「炎ジョイ」が、オープンから2日で休止した。運営元は「炎上が飛び火したサイトオーナーやユーザーには、不快な思いをさせてしまった」などと謝罪している。2007年11月22日 19時26分 更新
スパイダーネットワークスは11月22日、「炎上」しているブログやWebサイト情報を共有する「炎ジョイ」β版を、20日の開設から2日で休止した。同社は「想定以上に多くのユーザーが訪れ、さまざまなサイトオーナーやユーザーに迷惑をかけた」などと謝罪。しばらく休止してシステムなどを見直し、面白いサイトについて議論する「ソーシャルディスカッションサイト」として復活させるという。 炎ジョイは、中傷などが殺到して「炎上」しているサイトやブログの情報をユーザーが投稿し、共有するソーシャルブックマークサイトとして20日にオープンした。炎上サイトをキャプチャし、その上のレイヤーにユーザーが自由にコメントを書き込め、書き込んだコメントは「ニコニコ動画」のように右から左に流れていく――という仕組み。炎上サイトへのリンクも備えていた。 「レイヤー上で“ガス抜き”をすることで、ブログ本体の炎上を一定数阻止できるのではないか」と考えて構築したと同社は説明。炎ジョイを訪れてレイヤー上で「炎上コメント」を寄せればそれで満足し、ブログやサイト本体に訪れて実際に炎上させることはないのではないか――と考えた実験だったという。 同社はブロガーやサイトオーナーに協力を依頼し、承諾を得たサイトを「炎上サイト」としてあらかじめ登録。「1000人程度が利用するだろうと想定し、サーバも1台しか用意していなかった」というが、大手ポータルのニュースなどで紹介され、2日で約20万人のユーザーが集まった。ユーザー増に連れ、協力サイト以外の一般サイトの登録が急増。登録された一般サイトが急速に「炎上」した。 同社は「一般サイトへの被害の拡大が大きくなった」とし、22日午後までにサイトを休止。全投稿データを削除したという。「協力サイト以外に炎上が飛び火し、大変迷惑をかけた。不愉快な思いをされたサイトオーナー、誤解を与えてしまいました多くのユーザーに、社員一同心からお詫びする」とサイト上で謝罪している。 同サービスは当初、炎上サイトを集めるブックマークではなく、面白い画像やサイトについて議論する「ニコニコブックマーク」(10月5日に終了)のようなサービスとして開発していたという。今後は元のコンセプトに戻って開発を進め、「ソーシャルディスカッションサイト 炎ジョイα版」として近くリリースする計画だ。 ちなみに、レイヤー上でコメントを書き込んだユーザーのうち、本サイトにアクセスしたユーザーは2%。その他の炎ジョイへのアクセス状況は以下の通り。(11月21日午後4時から11月22日午前11時までの集計)
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