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糖尿病患者向けに体内埋め込みRFIDチップをVeriChipが開発へ

» 2007年12月01日 08時07分 公開
[ITmedia]

 体内埋め込みRFIDチップ開発の米VeriChipは11月28日、糖尿病患者の血糖値を測定するための体内埋め込みRFIDチップを開発する計画を発表した。RFIDとGPS関連の技術を提供する米Digital Angelおよびバイオ企業の米Receptorsと提携して開発に取り組む。計画の詳細は、12月4日にニューヨークのグランドハイアットホテルで開催されるイベントで公開するという。

 糖尿病患者は、毎日指に針を刺して血糖値を測定しなければならない。しかしRFIDチップを体内に埋め込むことによって、頻繁に針で刺すという行為を回避することができるとしている。VeriChipはイベントに先立ち、チップ機能や技術の詳細を説明したホワイトペーパーを発行する予定だ。

 このチップは、4カ月から6カ月に1回、注射で体内に送り込むだけで、血糖値のデータを何度でも入手することが可能という。

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