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Vistaを使う勇気がなく、XP機を探し回った週末News Weekly Access Top10(2007年12月2日−12月8日)

» 2007年12月10日 19時59分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 先週のアクセストップは、「テラ豚丼」騒動に関する記事だった。この話題はテレビのニュースなどでも大きく扱われたようだ。

 ネットから盛り上がった事象は、動画など「絵」がからんでいるとテレビで紹介される可能性が高いようだ。「脳内メーカー」や「ねこ鍋」もその例だろう。今年はネットとテレビの相互作用が、ごく当たり前になった年だったようにも思う。

 ところでこの週末、記者の家のノートPCが壊れた。使い倒して3年目。キーボードの表面は削れ、キートップは1個どこかに飛んでいき、液晶のライトが突然消えることがあったが、それでも使えていた。

 だが先週末ついに電源部に不具合が。電源ケーブルの端子を押し込んでいないと電気を供給できなくなってしまい、放っておくとすぐに電池モードに入って充電もままならない。「ともかく緊急で、今使えるノートPCを」と量販店に走った。

 売り場はVista PC一色。だが今のところ記者にVistaの新機能は不要だし、利用中のアプリケーションや周辺機器が対応しているかどうかが不安。「やはりXPが安心だろう」とXP機を探し回ったが、ノート型のXP機は売り場に2台だけ。スペック面でも不満があったので量販店で買うのはあきらめた。

 家に帰り、壊れかけのPCで電源端子を押さえながら「kakaku.com」などを検索したが、XP機は少ない。「これはBTOに頼るしかない」と数社を検討し、フロンティア神代でちょうどいいモデルを見つけてやっと購入できた。

 量販店ではVistaノートもかなり安価。10万円未満のモデルも複数あり、安さのあまり「Vistaでもいいか」と迷ったが、仕事に必須のアプリや周辺機器が正常に動くという保証がない限り手が出ない。実はMacにもあこがれがあったのだが、Macだと今持っているWindowsアプリをそのまま利用できない(BootCampという手もあるが、余計にコストがかかる)のであきらめた。

 「今の環境を保ったまま、サクサク動く新しいPCがほしい」――ただそれだけのために、なぜこんなに苦労してPCを探し回らなくてはならないのだろうか――なんだか理不尽な思いをかかえた週末だった。

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