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PS3、PS2互換モデル販売終了 非互換モデルに一本化

» 2008年01月10日 16時25分 公開
[ITmedia]

 ソニー・コンピュータエンタテインメントは1月10日、「プレイステーション 2」(PS2)と互換性のある「プレイステーション 3」(PS3)本体の販売を、1月に終了すると発表した。「PS3向けソフトのラインアップが充実してきたため、PS3専用ソフトで遊んでいただきたいという思いで」(同社広報部)互換性なしのモデルに一本化する。

photo PS2非互換・40GバイトHDD搭載の新PS3

 現在販売中のPS3は、HDD容量が60Gバイト、40Gバイト、20Gバイトの3機種。うち60Gバイトと20Gバイト版はPS2互換性があり、40Gバイト版には互換性がない。20G/60Gバイト版は市中在庫がなくなり次第販売を終了し、40Gバイト版に一本化する。

 20G/60Gバイト版は2006年11月11日に発売。40Gバイト版はPS2非互換ながら、値下げした20/60Gバイト版よりも安価な3万9980円で07年11月に発売した(関連記事参照)

 PS2互換のPS3は欧米でも販売しているが、欧州でも非互換モデルに一本化する方針。米国では「市場動向を見ながら決める」としている。

 ただ、「PS2互換を求めるユーザーの声が多ければ、互換モデルを復活させることもあり得る」(同社広報部)という。

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