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» 2008年02月19日 07時42分 UPDATE

映画業界団体、中国のP2P企業を提訴

「中国のP2Pは大きな問題」と、映画業界団体が中国のShenzhen Xunlei Networking Technologyを著作権侵害で提訴した。

[ITmedia]

 国際映画業界団体のMotion Picture Association(MPA)は2月15日、中国のShenzhen Xunlei Networking Technology(Xunlei)を、著作権侵害で上海浦東の地方裁判所に提訴したと発表した。Xunleiは、P2Pファイル共有ネットワークの運営企業。訴訟はMPA加入の6社が原告となり、損害賠償および訴訟関連費用として700万元(約98万ドル)以上の支払いを求めるほか、Xunleiによる著作権侵害の事実の公表や、今後は侵害を行わないとの公約を求めている。

 訴状によると、Xunleiは違法なP2P送信を可能にするアプリケーションを提供。このアプリは、ほかのソフトウェアと組み合わせることで、ネット上の各種システム上に置かれた映画データのストリーミング視聴やダウンロードを可能にしているという。MPAの弁護団はこれまで5週間にわたり、Xunleiに対し、著作権侵害だとして78件もの通知を送付してきたという。著作権侵害の対象には、「スパイダーマン3」や「宇宙戦争」、「マイアミ・バイス」など32作品が含まれる。MPAは「P2Pは中国で非常に大きな問題だ」とコメントしている。

 MPAは、加入企業の著作権保護のために積極的に法的措置を取り続けており、2006年以来、中国だけでも42件の訴訟を決着させ、損害賠償および訴訟関連費用として200万元以上を勝ち取っている。

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