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元MS社員設立のセキュリティベンチャー、新ツールをβ公開

» 2008年03月08日 08時12分 公開
[ITmedia]

 米Haute Secureは3月6日、無料のWebセキュリティツール「Haute Secure 2.0」をβ公開した。ビヘイビア分析によってWebサイトに組み込まれた危険なコンピュータコードを検出する機能と、Webサイトの安全度を評価したURLのリスト(いわゆるブラックリスト)を利用した危険サイトの検出機能を併せ持つサービスで、同社のサイトからダウンロードできる。

 Haute Secureは、Microsoftのセキュリティ部門出身者数人が2006年に設立。米Googleで設立当初から取締役を務めるラム・シュリラム氏や、GoogleやAsk.comに初期段階で投資を行ったエンジェル投資家のロン・コンウェイ氏などが出資している。

 Haute Secure 2.0のブラックリスト(名称は「ブロックリスト」)としては、Hauteが作成したリストのほか、GoogleやPhishtankなどの他社によるリストも利用可能。ほかのユーザーと評価リストを共有するオプションもある。ブラウザは、Internet ExplorerとFirefoxに対応。GoogleおよびYahoo!検索での検索結果ページで各サイトの危険度を表示させることもできる。

haute2 Googleの検索結果で危険度を表示する

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