独OSRAM Opto Semiconductorsは4月6日、ドイツで開催のLight&Buildingフェアで、有機ELを使ったテーブルランプのプロトタイプを発表した。著名な照明デザイナー、インゴ・マウラーがデザインを担当した。
この有機ELランプ「Early Future」は覆いや反射板がなく、10個の有機ELパネルを金属クリップで取り付けている。パネルは132×33ミリの大きさで、輝度は1000カンデラ/平方メートル。小分子を使ったパネルは寿命は2000時間、発光効率は20lm/W(ルーメン/ワット)。ポリマーベースのパネルでは、発光効率は10lm/W。
Early Futureは限定エディションとして販売される。OSRAMは、このランプは有機ELの照明やデザイン的要素としての将来の可能性を示すものだとしている。同社はこのイベントで、有機ELパネルを約100枚使用した「Flying Future」も披露した。
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