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3D仮想空間「meet-me」正式公開

» 2008年04月08日 21時42分 公開
[ITmedia]

 トランスコスモスや伊藤忠商事、フジテレビジョン、スクウェア・エニックス、イオンなど10社が出資するココアは4月8日、昨年12月にα版として公開した3D仮想空間「meet-me」を、「正式版-08’Spring」として正式公開した。ユーザー同士で会話できる「携帯電話機能」などを追加したほか、ゲーム内通貨の発行も始めた。

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 新機能として、仮想世界内で遠隔地にログインしている友人と会話できる「携帯電話機能」を追加。ランドマークとなる建物の数も大幅に増やして建物を一新。イオンや野村証券が出店した。ユーザビリティを改善し、1000人規模で集まってイベントを開いた際の安定性も向上させた。

 「ココア」と「MMP」(meet-me point)の2種類のゲーム内通貨を発行する。それぞれ、イベントやゲームに参加することで無料で獲得でき、「ココア」はゲームアイテム購入に使ったり、ユーザー同士で交換できる。「MMP」は、現金の代わりに土地代の支払いなどに利用でき、Amazonギフト券やネットマイルのポイントプログラムなどと交換できる。

 正式版リリースを記念し、5月7日までに新規登録したユーザーに、3カ月間の土地無料券(月額500円以内の土地一区画のみ)をプレゼントする。

 店舗やコンテンツ、決済システムなどを提供するパートナーとして、伊藤忠商事、野村証券、FXプライム、トランスコスモス、産経新聞社、プロダクション・アイジー、コービスジャパン、ぴえろ、オリエントコーポレーション、サイバーソースが参加。研究パートナーとして、多摩大学と日本ヒューレット・パッカードが参加する。

 ココアは、昨年3月設立時にはトランスコスモス、フロム・ソフトウェア、産経新聞の3社が出資していたが、現在の株主はこれに加え、伊藤忠商事、フジテレビジョン、スクウェア・エニックス、イオン、みずほキャピタル、クオラス、みずほコーポレート銀行の計10社となっている。

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