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ハリウッドのプロデューサーら、オンライン向けコンテンツスタジオ設立

» 2008年04月22日 08時21分 公開
[ITmedia]

 映画プロデューサーのディーパック・ネイヤー氏、FOX Television Entertainment Groupの元会長サンディ・グルショー氏らが、オンラインや携帯電話、従来チャンネルに向けてコンテンツを提供する新しいメディアスタジオ「Filmaka」の開設を発表した。ネイヤー氏は「ミリオンダラー・ホテル」「ベッカムに恋して」などのプロデューサーとして知られる。グルショー氏は「アメリカン・アイドル」「24」「X-ファイル」を売り出した人物だ。

 Filmakaは世界中から無名の映画制作者やライターの作品を募り、業界の著名人からなる審査員団による審査を行い、優秀な作品は同社が配信する。また作者をハリウッドに招待し、業界関係者に紹介する予定という。最初の審査の優秀作品発表は4月28日に行われる。

 同社は約1年前からβプログラムを実施し、コミュニティーとコンテンツの開発を進めてきた。現時点で、世界95カ国から3600人以上の映画制作者が参加し、のべ80時間以上のビデオコンテンツを制作しているという。

 またFilmakaは、YouTube、ビデオ配信サービスのVuze、Play TV UKがそれぞれFilmakaブランドのビデオオンデマンドチャンネルを新設したことも発表した。

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