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MySpaceのプロフィール情報が、Yahoo!やeBayでも共有可能に

» 2008年05月09日 08時18分 公開
[ITmedia]

 米News Corp.傘下のMySpaceは5月8日、「Data Availability」イニシアチブの立ち上げを発表した。MySpaceのユーザーが、MySpace上で公開しているプロフィールなどをほかのサイトでも共有できるというもの。米Yahoo!、米eBay、米Twitter、News Corp.傘下のPhotobucketがパートナー企業となっており、向こう数週間以内に、各社のサイトでData Availability機能が利用できるようになる。

 Data Availabilityでは、ユーザーがMySpaceでプロフィールなどのコンテンツを更新すると、共有する設定にしているほかのサイトの情報も自動的に更新される。対象となるコンテンツは、基本的なユーザープロフィール情報のほか、MySpaceに掲載している写真やMySpaceTVのビデオクリップ、友人ネットワークなど。どのコンテンツを共有するかや共有する相手、コンテンツを表示するサイトの選択や管理はユーザー自身が行う。MySpaceは、管理の「中心となる場所」をMySpace内に開設する予定。

 例えば、Yahoo!のインスタントメッセージング(IM)サービスでのコンテンツ共有を選択すると、Yahoo!メッセンジャー上にMySpaceの写真やお気に入りの音楽などが表示されるようになる。eBayでは、ユーザーの興味や写真といったMySpaceプロフィール情報を表示することが、取引相手の決定などに役立つとみている。

 MySpaceは、Data Availabilityは同社がデータポータビリティーをより一層進めていくための第一歩だとしている。

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