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話題のiPhone 3G、発表前に検索した人の数は?

» 2008年06月28日 08時08分 公開
[ITmedia]

 米Appleの「iPhone 3G」発表前の4月時点でも、米国での「iPhone」関連の検索クエリー件数は月間690万件――調査会社のcomScoreが6月26日、こんな調査結果を発表した。4月に約130万人がiPhone関連の検索を行ったという。

 Appleのスティーブ・ジョブズCEOが実際にiPhone 3Gを発表したのは6月9日だが、発表前の数カ月にわたり「iPhone 3Gへの憶測がまん延していた」とcomScore。「iPhone関連の検索件数の増加は、Appleの人気携帯電話がまだうわさにすぎない時点でも、いかに人々の興味を集めていたかを示している」とコメントしている。

 検索語別にみると、「iPhone」の検索件数が最も多く、149万件。上位にはほかに「iPhone update」(15万1000件)や「iPhone 2.0」(7万5000件)、「iPhone 3G」(6万件)などがランクインしており、次世代iPhoneへの期待の高まりがうかがえる。

 iPhone関連の検索クエリー件数のうち、実際にクリックされた検索結果の件数を主要検索エンジン5社別にみると、Googleが88.4%を占めた。このシェアは、全検索を対象とした場合のGoogleのシェア(66.5%)を大幅に上回っている。comScoreは、「ある検索エンジンが、特定のブランドや製品に強いということはよくあるが、iPhoneについてはGoogleが最も好まれたようだ」としている。

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