大型有機ELディスプレイ技術を共同開発 ソニー・シャープなど、40型量産化目指す
ソニーやシャープなどが、大型有機ELディスプレイを量産化するための基盤技術の共同開発に乗り出す。独立行政法人の新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)が7月10日、新プロジェクトの委託先として10社・1団体が決まったと発表した。2010年代後半までに、40型以上で低消費電力な有機ELディスプレイの量産・実用化を目指す。
プロジェクトにはパネル、材料、装置のメーカーが参加。2社と、東芝松下ディスプレイテクノロジー、住友化学、出光興産、長州産業、JSR、島津製作所、大日本スクリーン製造、日立造船、独立行政法人・産業技術総合研究所の10社・1団体で、NEDOの「次世代大型有機ELディスプレイ基盤技術の開発(グリーンITプロジェクト)」の委託先として、公募した中から選ばれた。
プロジェクトは2012年度まで5年間。経済産業省はNEDOを通じ、年間約7億円の資金を支援する。
有機ELディスプレイは、低消費電力、高効率発光、広視野角、薄型・軽量を同時に実現できるとして期待されている。ソニーが小型パネルで商品化を果たしたが、今後は大型化が課題。Samsung Electoronicsなど韓国勢も大型パネルの開発に力を入れている。
同プロジェクトでは、フルHDで40型以上の有機ELディスプレイの消費電力を40ワット以下に抑えた製品の量産技術確立を目指す。
まずは大面積の有機膜や透明封止膜の製造技術や、有機膜に損傷を与えない大面積電極形成技術の開発を進める。第6世代(1500×1850ミリ)以上の基板に対応可能な高生産性の実現も図っていく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「楽天銀行から数百万が勝手に移動」「残高が0に」……楽天証券のシステム不具合、連休中に発生
-
2
「クリスタ」素材、大量非公開でユーザー混乱 人物だけでなくペンや公式素材まで セルシス「誤判定もあった」が……
-
3
台風25号で“地下神殿”また稼働 雨水が流れ込む動画公開 今年度7回目で過去最多に
-
4
大雨で「首都圏外郭放水路」稼働 濁流が“地下神殿”を満たすまでの動画公開 国交省
-
5
JCOM障害「インターネットが使えない」 サポート窓口もつながりにくく
-
6
NTT東西が「にじさんじ電報」発売 ポップアップ台紙にはライバーの複製手書きメッセージ
-
7
楽天証券、追加認証の必須化で一部にトラブルか 「無限ループ」「ログインできん」
-
8
「モンスト」キャラの声をAI生成、MIXIのニュース紹介企画に批判続出 実施見合わせへ
-
9
J:COM「ネットつながらない」障害、約9時間で復旧 原因は「調査中」
-
10
ゼロから声を作れる音声生成モデル「Gemini 3.8 Flash TTS」公開 「Gemini Notebook」でも利用可能に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR