TSUTAYAグループの企業のレントラックジャパンは、映画館「Q-AXシネマ」(東京都渋谷区)の名前を「渋谷シアター TSUTAYA」に改め、8月30日にリニューアルオープンする。
改名で「TSUTAYAグループの映画館」をアピールし、レンタル店「TSUTAYA」に親しんだユーザーに身近に感じてもらう狙い。グループのポイントサービス「T-POINT」を使えるようにするほか、「TSUTAYA DISCAS」などWebサイトとも連動し、グループ企業間のシナジー効果を高める。
上映設備は前と変わらず、263席の「シアター1」と172席の「シアター2」の2つのスクリーンを備える。リニューアルで年間利用者数を30万人に増やすのが目標だ。
新たに、映画館の利用時にグループのポイントサービス「T-POINT」を使えるようにするほか、オンラインレンタル「TSUTAYA DISCAS」や、DVDなどを販売する「TSUTAYA online」のサイトに、上映作品と連動した企画ページを設置する。
TSUTAYA会員向けライブやトークショー、舞台あいさつなどイベントも実施。周辺のレンタル店舗「TSUTATA」には、上映作品と関連した映画を紹介するコーナーを設置する。
「映画やアニメなどを、いつでもどこでもあらゆる方法で楽しめる“ALL TSUTAYA”を提案する」と、グループの経営管理などを行う中間マネジメント会社・TSUTAYA HOLDINGSの日下孝明社長は話す。
リニューアルの発表会には、男子高出身のニューハーフモデル・椿姫彩菜さん登場。リニューアル後の第1弾作品として上映するフランシス・F・コッポラ監督の10年ぶりの新作「コッポラの胡蝶の夢」に合わせ、蝶の羽を付けた姿で、「TSUTAYAはよく利用しています。映画館の名前にTSUTAYAが付いていることで、より入りやすくなると思う」とコメントした。
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