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MS、Zuneに新モデルと新機能、ラジオからの曲購入可能に

» 2008年09月09日 10時06分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは9月8日、音楽プレーヤー「Zune」の新モデルと新機能を発表した。16日から提供開始する。

 新モデルは従来モデルの容量を拡大したもので、120GバイトHDDモデルと、16Gバイトフラッシュメモリモデルを追加する。ブルーの新色モデルも投入する。

 新機能は無料ファームウェアアップデートとして提供される。新機能の1つ「Buy from FM」では、Zuneに内蔵されたFMラジオで聞いた音楽を直接購入できる。購入した楽曲は、ユーザーがWi-Fiホットスポットにいる場合はすぐにZuneにダウンロードされる。ホットスポットにいない場合は、Zuneを自宅のコンピュータやWi-Fiに接続できるようになったときにダウンロードされる。

 音楽ストアZune MarketplaceにZuneからWi-Fi経由で直接アクセスすることもできるようになる。料金は、1曲ごとに購入する方式か、月額14.99ドルのZune Pass Subscriptionに加入して楽曲をダウンロードまたはストリーミングする方式から選ぶ。

 また音楽を探すための新ツール「Channels」では、ジャンルごとのチャンネルや音楽業界の専門家が編成したチャンネルを提供し、ユーザーごとのカスタムチャンネル作成も可能。ユーザーの好みを学習してお勧めを提示する「Personal Picks」、Zuneでゲームができる「Games on the go」、オーディオブックサポートなどの新機能も加わる。

 16日からのZuneの価格は、120Gバイトモデルが249.99ドル、80Gバイトモデルが229.99ドル、16Gバイトモデルが199ドル、8Gバイトモデルが149.99ドル、4Gバイトモデルが129.99ドルとなる。

従来のZune

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