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Microsoft決算、7〜9月期は増収増益も予測は下方修正

» 2008年10月24日 07時42分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftが10月23日に発表した同社第1四半期(7〜9月期)決算は、売上高が前年同期比9%増の150億6000万ドル、純利益は2%増の43億7000万ドル(1株当たり48セント)だった。

 クライアント、Microsoftビジネス、サーバ&ツールの3部門合計で、売上高が前年同期比20%以上の伸びを見せた。一方、オンラインサービス部門は赤字が拡大している。

 「厳しい経済環境の中、第1四半期の業績は当社のビジネスモデルの強さと多様性を示した」とクリス・リデルCFO(最高財務責任者)。同社は引き続きMicrosoft SQL Server 2008、Microsoft Hyper-V Server 2008などの新製品の投入や、Microsoft Dynamics CRM Onlineの初のサービスアップデートを行うなど、製品やサービスポートフォリオを拡充していく計画という。

 10〜12月期の見通しについては、(売上高673億〜681億ドル、1株利益51〜53セントとみている。通年では、売上高を649億〜664億ドル、1株利益を2〜2.1ドルと、前期発表の予測(売上高673億〜681億ドル、1株利益2.12〜2.18ドル)を下方修正した。

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