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MS、Windowsの脆弱性突く新たな攻撃コードを確認

» 2008年10月28日 13時16分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは10月27日、先週パッチをリリースしたWindowsの脆弱性を悪用する新たな攻撃コードが公開されたことを確認したと報告した。

 このコードは、問題の脆弱性を悪用してリモートでコードを実行するもの。この脆弱性を悪用するコードは既にほかにもインターネットに出回っていたが、今回のコードとは異なり、リモートコード実行ではなくサービス拒否(DoS)攻撃を起こすものだった

 27日にMicrosoftが確認したコードはWindows Server 2003、Windows XP、Windows 2000に影響するが、先週のパッチを適用したシステムでは動作しない。

 このコードは限定的なターゲット型攻撃であり、自己複製型ワームでもなく、広範な攻撃にはつながっていないという。ただしMicrosoftは、広範な攻撃が可能な新バージョンのマルウェアが作成される可能性があるため、パッチを適用するよう強く勧めている。

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