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» 2008年10月31日 07時00分 UPDATE

パイオニア、須藤社長が引責辞任 今期780億円の最終赤字に

パイオニアの須藤社長が引責辞任する。通期業績を大幅に下方修正し、780億円の最終赤字を見込む。

[ITmedia]

 パイオニアは10月30日、須藤民彦社長が11月15日付けで辞任し、小谷進常務が社長に昇格する人事を発表した。2009年3月期通期の業績予想(米国会計基準)は大幅に下方修正。純損益が780億円の赤字(従来予想は190億円の赤字、前期は179億円の赤字)となる見通しで、須藤社長は業績悪化の責任を取る。社長辞任後は取締役として残る。

 修正後の予想は、売上高が前期比7%減の7000億円(従来予想は7800億円)、営業損益が170億円の赤字(従来予想は70億円の黒字、前期は109億円の黒字)、税引き前損益が540億円の赤字(従来予想は75億円の赤字、前期は34億円の黒字)。

 プラズマテレビやDVDドライブ、カーオーディオなどの売り上げ減、円高(想定レートは1ドル105円から100円に、1ユーロ165円から130円に見直し)、構造改革費用の増加、有価証券の評価損、繰延税金資産の評価に伴う税費用の増加などを折り込んだため。

 2008年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比14.6%減の3270億円、営業損益が130億円の赤字(前年同期は22億円の黒字)、税引き前損益が368億円の赤字(176億円の黒字)、純損益が529億円の赤字(99億円の黒字)。

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