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Microsoft、無料のマルウェア対策製品「Morro」を計画

» 2008年11月19日 12時49分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは11月18日、コンシューマー向けに無料のセキュリティ製品を提供する計画を発表した。

 この製品は「Morro」のコードネームで呼ばれ、ウイルス、スパイウェア、rootkit、トロイの木馬などのマルウェアへの対策を提供する。処理能力が低めの小型PCを考慮に入れ、システムリソースの消費を抑えた設計になるという。

 Morroは、現行のMicrosoftのセキュリティ製品で使われているのと同じマルウェア対策技術を採用する。これまで同社はコンシューマー向けセキュリティサービス「Windows Live OneCare」でプリンタ共有などの非セキュリティ機能も提供していたが、Morroではマルウェア対策に特化する。

 Morroのリリースは2009年後半の予定。Windows XP、Vista、7向けにダウンロード提供する。これに合わせて、「Windows Live OneCare」の小売り販売を2009年6月30日に打ち切り、直販はMorroリリース後段階的に終了する。現在OneCareサービスに加入しているユーザーは、Morro公開まで利用を続けられる。

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