ソニーは12月15日、名古屋大学の岩田哲准教授と共同で、安全性・実装性能が高いというハッシュ関数アルゴリズム「AURORA」(オーロラ)を開発したと発表した。米標準技術局(NIST)が行っている次世代のハッシュ関数「SHA-3」のコンペに応募し、候補として正式に認定されたという。
AURORAは、ソニーが共通鍵ブロック暗号「CLEFIA」開発で培った技術を応用。既存の攻撃への耐性を高めた安全性の高い圧縮関数と、圧縮関数同士を効率よく組み合わせ、さまざまな出力サイズに対応したドメイン拡張技術が特徴としている。
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