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ビクター、薄さ7ミリ・重さ5キロの32V型液晶を試作

» 2009年01月05日 15時49分 公開
[ITmedia]
画像 試作機のイメージ

 日本ビクターは1月5日、液晶ディスプレイの軽量化を実現する「次世代薄型液晶ディスプレイ技術」を開発したと発表した。同技術を応用し、薄さ7ミリ・重さ約5キロと世界最軽量の32V型液晶ディスプレイを試作。同技術を採用した商品を2009年中に発売する。

 独自の新光学システムと液晶モジュール構造で薄型化・軽量化を実現。光学・強度・放熱性能を維持しつつ、液晶モジュールの部品点数を従来の約10分の1に削減した。

 光源にはLEDを採用。独自の光学設計技術によって高コントラスト・高色域・高均一性といった高画質性能と省エネを両立したという。

 部品点数を削減して資源使用量を抑えたほか、薄型化・軽量化により輸送効率を向上。LED光源を採用して水銀レス化し、低環境負荷製品を提供できるとしている。

 試作機は「2009 International CES」(米ラスベガス、1月7日から11日まで)に出展する。

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