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Lenovo、デュアルディスプレイの大型ノートPC、薄型デスクトップ、ノートPCを発表

» 2009年01月06日 08時24分 公開
[ITmedia]

 中国のLenovoは1月4日、17インチと10.6インチのデュアルディスプレイを搭載したノートPC、薄型デスクトップPCなどの新製品を発表した。

 「ThinkPad W700ds」は、通常の液晶ディスプレイの裏から、もう1枚のディスプレイをスライド式に引き出せる、デュアルディスプレイのモバイルワークステーション。メインの液晶は17インチで、サブ液晶は10.6インチ。サブ液晶は、車のサイドミラーを調整する感覚で、30度まで角度の調整ができる。

 Intel Core 2 Extremeクアッドコアプロセッサ、最高8GバイトのDDR3メモリを搭載。ストレージはSSDとHDDから選択でき、容量は最大960Gバイト。Dual Link DVI、DisplayPort、VGAに対応し、7in1マルチカードリーダー、5つのUSBポートを装備。価格は3663ドルからで、直ちに販売を開始する。

 「IdeaCentre A600」は、Lenovo初のオールインワンデスクトップPC。エンターテインメント分野での利用を重視し、21.5インチワイド型で解像度1920×1080(フルHD)のディスプレイがセットになっているのが特徴。オプションで、ゲーム機、DVD、テレビのリモコンが用意されている。Intel Core2 Duoプロセッサ、4GバイトのDDR3メモリを搭載、HDD容量は最大1Tバイト。価格は999ドルからで、4月に発売予定。

 そのほか、IdeaPadシリーズのノートPC新製品「Y650」「Y550」「Y450」と、Netbookの「S10」の改定版も発表した。「Y650」はLenovo初の16インチワイド型ノートPC。YシリーズのノートPCは500GバイトのHDDと4GバイトのDDR3を搭載する。いずれも3月発売予定で、希望小売価格はY650が1199ドルから、Y550とY450が829ドルから、S10は349ドルから。

「ThinkPad W700ds」(左)と「IdeaPad Y650」(右)

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