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Intel、第4四半期決算は純利益90%減

» 2009年01月16日 08時08分 公開
[ITmedia]

 米Intelは1月15日、第4四半期(10〜12月期)の業績を発表した。売上高は前年同期比23%減の82億ドル。純利益は同90%の大幅減で2億3400万ドル(1株当たり4セント)。

 同社は昨年11月に売上高予測を10億ドル引き下げ、今月7日にもさらに下方修正している。

 ポール・オッテリーニ社長兼CEOは、周囲を取り巻く環境の先行きは不透明だが、製品の開発と新市場の開拓に引き続き力を入れ、事業効率を上げていくとコメントした。

 マイクロプロセッサとチップセットの売り上げが第3四半期と比べて大きく減少し、マイクロプロセッサの平均販売価格(ASP)が横ばいだった。ただしAtomプロセッサとチップセットの売上高は3億ドルで、前期比50%増を記録した。

 2008年通年では、売上高は前年比2%減の376億ドル、純利益は同24%減の53億ドル(1株当たり92セント)だった。

 2009年第1四半期については、景気の先行き不透明さから正式な売上高予測は発表せず、あくまで社内的な数字ではあるが、約70億ドルを見込んでいるという。

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