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「列車見張員」の接触事故防止にGPS活用の新システム

» 2009年03月25日 07時00分 公開
[ITmedia]
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 JR東海は3月24日、列車の運行を監視する「列車見張員」が列車と接触する事故を防ぐため、GPSを活用した新システムを、4月から在来線に導入すると発表した。

 GPSを搭載した端末を見張員が携帯。見張員の作業位置情報を取得し、列車集中制御装置(CTC)に送信する。CTCは、見張員近辺の列車運行情報を携帯電話回線を使って端末に配信。列車の位置や遅延情報を端末に表示するほか、列車が接近すると音声で繰り返し通知する。

 携帯端末は23(幅)×11(高さ)×6(厚さ)センチ、重さは約1.1キロ。設備投資額は約6億5000万円。

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