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Wall Street Journal日本語版が年内オープン SBIと合弁会社

» 2009年05月07日 15時47分 公開
[ITmedia]

 米News Corp.傘下の米Dow JonesとSBIホールディングスは5月7日、経済紙「The Wall Street Journal」(WSJ)の日本語版Webサイトを運営する合弁会社を設立すると発表した。年内をめどにサイトをオープンし、ニュース翻訳記事の配信を始める計画だ。

 5月中に新会社「ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン」を設立。資本金と資本準備金の合計は4億円で、出資比率はDow Jonesが60%、SBIが40%。

 合弁会社は年内をめどにWSJ日本語版サイトをオープン。WSJのニュース記事などを翻訳して掲載する。またDow Jones日本法人が携帯電話向けなどに展開している一般向け日本語サービスも新会社に移管する予定。

 WSJを英語以外の言語で公開するのは、アジアでは中国に次いで2番目。中国語版は2002年に開設し、50万人超のユーザーが登録しているという。Dow Jonesは、読売新聞とWSJアジア版を国内印刷・販売することで合意、3月から始めている。

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