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» 2009年07月16日 07時00分 UPDATE

無線LAN−HSDPA自動切り替えの超小型無線LANルーター、NTTBPが発表

NTTBPが名刺大サイズのポータブル無線LANルーターを発表。WAN側は公衆無線LANとHSDPAに対応し、環境に応じて自動的に切り替えるのが特徴だ。

[ITmedia]
photo 「Personal Wireless Router」

 NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は7月15日、無線LANとHSDPAに対応し、使用時の最適な環境を判断して自動的に切り替えるポータブル無線LANルーター「Personal Wireless Router」(PWR)を発表した。今年末の発売を予定している。価格は未定。


photo NTTBPの小林忠男社長

 HSDPA通信モジュールを内蔵したポータブル無線LANルーター。Netbookや携帯型ゲーム機などから無線LAN(IEEE802.11b/g)でルーターに接続すれば、HSDPAか公衆無線LANサービス経由でインターネットにアクセスできる。

 サイズは60(幅)×95(高さ)×17.4(奥行き)ミリ、重さ約120グラムと名刺大サイズの小型軽量な本体で、バッテリーで連続6時間の通信が可能という。WAN側はHSDPAと公衆無線LANサービス(IEEE802.11a/b/g)に加え、EDGE/GPRSにも対応し、海外での使用も可能だ。

 複数のWANインタフェースを搭載することで、利用状況に応じてWAN回線を自動的に選んで接続するのが特徴。屋内では無線LANで、無線LANエリア外ではHSDPAで──といった接続を自動的に行う。接続先の優先順位を付けることも可能だ。公衆無線LAN用の認証IDなどをルーター本体に登録できるため、機器ごとに個別に設定しなくてもサービスを利用できる。

 NTTBPはNTT傘下の無線LAN専業会社。新製品は「無線LANはスポット的で、エリアを外れるとネットワーク接続できなくなるいう課題を解決するために開発した」(小林忠男社長)という。公衆無線LANにつなげないエリアでも、別の手段でいつでもネット接続したいというニーズに応える。

photo Ethernetポートも備え、有線LANにも接続可能
photo 複数の無線LAN機器を接続できる

 8月下旬から、利用シーンの把握や製品機能・仕様に関する要望の収集のためフィールドトライアルを実施。500人程度のモニターを募集する。「買ってもらえる商品にするにはまだまだ問題が多い」(小林社長)といい、「トライアルで頂いた意見を商用品に反映したい」としている。トライアルではNTTドコモのHSDPAサービスと、NTT東西地域会社が提供する「フレッツ・スポット」を利用。機器と回線契約は無償貸与する(期間終了後に要返却)。

 ジャーナリストのモーリー・ロバートソンさんもモニターとして参加。ルーターをともに日本各地を旅し、ユーザーとコミュニケーションを取りながら行き先を決めるプロジェクト「molitter」を行う。「動画のストリーミングなどを利用してユーザーとコミュニケーションを取りながら威力を実証したい」(ロバートソンさん)

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