大日本印刷(DNP)は12月9日、既存のPCをシンクライアント端末として使えるシステムを開発した。認証機能付きUSBデバイスと認証サーバ、業務用サーバで構成。PCにUSB端末を挿入し、サーバと接続して使う。
USBデバイスに、サーバ接続用プログラム入りフラッシュメモリと認証用の小型ICカードを収納。PCに挿入して起動すると、接続用のプログラムが正しいものかどうかを、ICカードの電子署名機能を使って認証サーバで確認。確認できれば業務サーバに接続する。
PCで作成したデータはすべて業務用サーバに保存。PC内のHDDや外付けストレージには保存できない。
来年3月発売予定。同システム関連で2012年3億円の売り上げを見込む。
12月9日から東京ミッドタウン(六本木)で開かれる「TRONSHOW2010」のDNPブースに出展する。
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