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» 2010年09月09日 15時16分 UPDATE

16日に日本発売 今そこにあるSF「AR.Drone」を編集部で飛ばしてみた (1/2)

iPhoneで操縦し、ヘリの視点で外の世界を見られる――「Parrot AR.Drone」が日本でも16日に発売。ITmedia編集部でさっそく飛ばしてみた。

[松尾公也,ITmedia]

 ついに「ヤツ」がやってくる。4枚のローターを備えたラジコンヘリ「Parrot AR.Drone」が9月16日に日本でも発売されるのだ(発表会記事)。ITmediaではさっそく実機を入手しオフィス内でファーストフライト。さらに、開発会社である仏Parrotのアンリ・セドゥCEOにも直接話を聞くことができた(詳細インタビューは+D Mobileで掲載予定)。

 AR.Droneについては以前から取り上げているが、ここで改めて紹介しておこう。


画像画像 屋外用ハル装着時

 AR.Droneはちょっと大きめのラジコンヘリコプター。ただし、そこらへんにあるラジコンヘリとは見た目がはっきり違う。4枚のローターが※の字のように横に並んでいる。それだけではない。このヘリは前面と下部に2個のカメラを備え、その画像をリモコンにストリーミングで送るのだ。操縦者はリモコンから、ヘリの視点で外の世界を見ることができる。

 そして、このヘリが使うリモコンとは、iPhone(iPod touch、iPadも対応)。操縦に使うのは、App Storeで公開されているアプリ。ヘリから送られる画面を見ながら、iPhone上のボタンを操作する。iPhoneを左に傾けると左方向にロールする。向こう側に倒すと、前進する。


画像画像

 単純に飛行制御するだけならここまでなのだが、AR.Droneにはカメラを使ったARマーカー、ARタグ認識機能がある。これで仮想敵を認識して対戦するARゲームも可能だ。

 その楽しさは見ないと分からない。まずはITmediaのオフィスで発売前の実機を飛ばしてみた様子をお見せしよう。

 両面テープでくっつけただけの、ねんどろいどプチ初音ミクがコックピットの上に立った状態でも驚くほどぴったりと静止しているのが分かるだろうか?

 本当はAR.Droneにはモノを載せられないのだが、室内用の大型ハルを装着してもこのくらいは可能。着陸後、ミクはコックピットから転落してローターに巻き込まれたように見えるが、無事。実はこのローター、何かに接触すると瞬時に停止するようになっているらしい。

 常にヘリコプターの姿勢などの状態を意識して、能動的にコマンドを送り込まないと動かせない通常のラジコンヘリと異なり、AR.Droneは放っておいても大丈夫。リモコンであるiPhoneから手を離すと、その位置で静止する。いわゆるホバリング状態になる。ラジコンヘリでは難しいとされる、この状態がデフォルトなのだ。

 AR.Droneはジャイロ、加速度センサー、高度センサー、カメラなどから刻一刻と送られてくる情報をまとめ、内蔵のARMプロセッサが計算し、4つのローターに回転数や角度を指令する。これが瞬時に行われるため、「空飛ぶ円盤」と思えるくらい安定した飛行が可能だ。

SF映画からの発想? CEOに聞いてみた

 空中から監視する自律飛行物体といえば、「ターミネーター」など、ディストピア系SF映画によく出てくる悪役だ。AR.Droneの発想はそのあたりからか、と疑ってセドゥCEOに聞いてみた。

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