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» 2010年12月10日 14時47分 UPDATE

Apple、新型MacBookにIntelの「Sandy Bridge」搭載か

Appleは新型MacBookで、NVIDIAのGPUに換えて、GPU統合型のIntelのSandy Bridgeを搭載すると報じられている。

[Nicholas Kolakowski,eWEEK]
eWEEK

 Appleは新型MacBookに、現行モデルで採用しているNVIDIAのGPUに換えて、IntelのSandy Bridgeを採用すると、オンラインメディアが伝えている。

 「ディスプレイが13インチ以下のMacBookは、Sandy Bridgeに統合されたGPUに切り替える」とCNETは12月9日に、Appleのロードマップを知る匿名の業界関係者の話として報じた。「ハイエンドのMacBook ProはAMDのGPUを採用する見込みだ」。ハイエンドモデルにおけるNVIDIAの採用については「不明」という。

 Sandy Bridgeは、グラフィックス処理や電源管理など通常は別になっているプロセッサ機能を32ナノメートルチップに統合するというIntelの試み。「基本的に、必要なものをすべて1枚のシリコン片に統合している」とIntelアーキテクチャ部門のジェネラルマネジャー、デビッド・パルムッター氏は9月に説明していた。

 Sandy Bridgeは、負荷状況に応じて個々のコアの処理能力を引き上げるIntelの「Turbo Boost」技術を使っており、コアの能力を熱設計枠を超えて高めることができる。また76億8000万ドルを投じたMcAfee買収により、Intelは今後投入する製品により強固なセキュリティ機能を統合するだろう。

 Intelのポール・オッテリーニCEOはこの数カ月をSandy Bridgeの性能を宣伝することに費やし、10月の決算発表では、同プロセッサは「当社の歴史の中で最大のパフォーマンス向上」とまで示唆していた。

 同社はまた、タブレットなどのデバイス向けの「Oak Trail」版Atomも準備している。2011年にこのプロセッサが投入されたら、Microsoftなどの企業はこれを利用してタブレット分野に積極的に進出するだろう。「Oak Trailは消費電力を抑えるよう設計されている」とMicrosoftのスティーブ・バルマーCEOは夏のアナリスト向け説明会で話していた。「消費電力が少ないことは多くの点でメリットがある。バッテリー駆動時間が長くなり、ファンが不要になり、音も静かになるし、もっと軽くなる――皆にとってたくさんいいことがある」

 Appleは自社製品で多数のプロセッサの選択肢を利用している。同社の人気製品iPadは、独自のA4プロセッサを搭載している。調査会社iSuppliは以前、A4は「最小のスペースとコストを中核の電子技術に注ぐシステム設計」を可能にすると示唆していた。

 IntelのライバルであるAMDは、「Llano」「Ontario」のコードネームでFusion APU(Accelerated Processing Units)を準備しており、2011年前半にリリースする予定だ。これらの製品も、コンピューティング技術とグラフィックス技術を1つのダイに統合している。

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