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Google Mapsの編集ツール「Map Maker」で米国地図への書き込みが可能に

» 2011年04月20日 10時29分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは4月19日(現地時間)、Google Mapsにユーザーが情報を追加できる「Google Map Maker」の対象地域に米国を追加したと発表した。

 Google Map Makerは、2008年6月に公開された地図編集ツールで、ユーザーはこのツールを使ってGoogle Mapsに情報を追加したり、修正することができる。追加された情報は、Googleがレビューした後、公開される。当初はデータが不足気味な新興国の地図情報を充実させる目的で、カリブ海諸国やアイスランド、パキスタン、ベトナムなどを対象としてスタートした。今回の米国の追加は、先進国としては初になる。Map Makerのヘルプページによると、現在187の地域で利用できるようになっている(日本はまだ対象外)。

 map maker 1 ツールを使って道路や施設を追加できる

 世界中で行われているMap Makerの編集の様子をリアルタイムで見ることができるMap Maker Pulseも公開された。

 map maker2 Map Maker Pulse

 GoogleはGoogle Placesをはじめとする地域情報サービスを強化しており、Map Makerの米国対応もその一環とみることができる。

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