米Facebookは6月7日(現地時間)、昨年7月に発表した自動顔認識機能による写真のタグ付けサジェスト機能「Tag Suggestions」が、ほぼすべてのFacebook提供国で利用できるようになったと発表した。日本でもこの機能が利用できる。
Tag Suggestionsは、ユーザーが新たに写真を投稿する際、過去に投稿された写真とそれに付けられたタグのデータに基づいてFacebookが割り出した人名タグの候補をユーザーに提示し、タグ付けを促すというものだ。タグを付けられるのはユーザーの友達に限られるが、自分の知らないうちに自分の写った写真にタグ付けされる確率が高くなる。
Facebookの多くの機能と同様に、タグ候補として自分の名前が表示される機能はデフォルトで有効で、オプトアウトできるようになっている。
英セキュリティ企業のSophosは、英国でもこの機能が利用できるようになったのを受け、本人の許可なくタグ付けができるFacebookのプライバシー設定に懸念を表明し、Tag Suggestionsで自分の名前が表示されないようにする方法を公式ブログで紹介している。
これで、Facebookが提示するタグ候補から自分の名前が排除される。ただし、ユーザーは手動で人名をタグとして記入することはできる。
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