台湾のHTCは8月8日(現地時間)、同社端末向けアプリ開発者のためのボータルサイト「Developer Center(HTCDev)」を公開した。無料で登録でき、さまざまなリソースやツールをダウンロードできる。また、近いうちにブートローダーのロック解除のためのWebツールも提供するという。
既に、「OpenSense SDK」やカーネルソースコードがダウンロードできる。OpenSense SDKは、HTC製Android端末に搭載されるユーザーインタフェース「Sense」と同様のユーザー体験を提供できるアプリを開発するためのキット。3Dコンテンツを作成するための「Stereoscopic 3D API」やタブレットでのペン入力用「Tablet Pen API」なども含まれる。
HTCDevの「Resources」には「Windows Phone Basics」コーナーがある。現在は米MicrosoftのWindows Phone関連リソースへのリンクだけだが、将来的にはWindows Phone開発者向けのリソースも提供するのかもしれない。同社はWindows Phone搭載端末「HTC HD7」「HTC Surround」を販売している。
米調査会社IDCによる2011年第2四半期の世界スマートフォンメーカーランキングで、HTCは1170万台を出荷して5位だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR