ネットマイル社員がGoogle+上で架空の採用面接を“実況”して炎上した問題で、同社は8月10日、社内規定に基づき同日中に社員の処分を決定すると発表した。
社員は9日午後、実名と社名を明らかにして利用していたGoogle+上で、採用面接に来たという人の名前や「噛みまくりだよww」といった“実況”を投稿。掲示板サイトなどで炎上していた。
同社によると社員は投稿の際、採用担当者を装って架空の面接について“実況”を投稿していたという。実際にはこの社員が採用に関与している事実は一切ないとしている。採用内定者と面接予定者や取引先には10日に事情を説明した。
社員は「SNSでの私的な発言がこれほど話題になるとは考えていなかった」と話しているという。同社には9日中にクレームのメール約50通が届いた。
同社は「社員教育の不備と社員に対する監督不行き届きが原因」として、同社員を処分するとともにほかの社員のSNS利用状況を調査。さらに畑野仁一CEOの指揮で社会常識について社員教育を強化し、企業の社会的責任について理解を深める研修を実施するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR