米Googleは10月17日(現地時間)、NFC利用のモバイル決済サービス「Google Wallet」に、1タップで支払い、クーポン利用、ポイント追加ができる機能「Google Wallet SingleTap」を追加したと発表した。
Google Wallet(以下Wallet)は現在、米国の一部の地域でフィールドテストをしている段階で、米キャリアSprintが販売するGoogleブランドの端末「Nexus S」でのみ利用できる。
SingleTapでは、同社が4月に立ち上げたクーポンサービス「Google Offers」のディールをWalletに保存しておくと、そのディールが使える商品をWalletで購入した際、自動的に割り引きしてもらえる。SingleTap加盟店の中にはギフトカードを発行しているところもあり、こうしたギフトカードをWalletに保存しておくと、これも自動的に決済で利用できる。
さらに、Wallet用のポイントカードを発行している店舗では、NFC決済と同時に、自動的にポイントが加算される。
また、バーチャルなプリペイドカード「Google Prepaid Card」ユーザーからのフィードバックを受けて、モバイル決済後、端末に購入日時、ショップ名、購入品目、価格などの決済データを表示するようになった。
Google Wallet加盟小売り業者は徐々に増えており、立ち上げ時からサービスを提供しているBloomingdale's、Macy's、RadioShack、Subway、Toys“R”Usなどに、米Coca-Cola Company、米石油大手のChevron、サンドイッチチェーンの米SUBWAYなどが加わった。
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