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iPhoneとiPadからのトラフィック、ブラックフライデーのショッピングでトップ

» 2011年11月28日 07時31分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米国のブラックフライデー(11月25日)におけるオンライン小売りの総売り上げは前年比で24.3%増加し、総売り上げの約1割はモバイル経由だった――。米IBMは11月26日(現地時間)、年末商戦に関する調査結果を発表した。

 同調査は、全米500以上の小売業者が運営するオンラインショップサイトからの数テラバイトに上るデータの分析に基づく。

 モバイル端末経由の売り上げは、前年より6.6ポイント増え、9.8%だった。モバイル端末によるオンラインショッピングサイトへのトラフィックで最も多かったのは米AppleのiPhoneで、トラフィック全体の5.4%を占めた。2位はiPadの4.8%、3位はAndroid端末の4.1%だった。また、iPadのコンバージョンレート(Webサイト訪問者が商品を購買する割合)は他のモバイル端末(平均2.8%)より高く、4.6%だった。

 また、米eBay傘下のPayPalによると、世界全体でのブラックフライデーにおけるPayPalのモバイル決済量は、前年比で538%伸びたという。

 なお、米調査会社Experian Hitwiseによると、ブラックフライデー前日の感謝祭(11月24日)における米オンラインショッピングサイトの訪問者数ランキングでは、1位がWalmart、2位がAmazon.com、3位がBestBuyだった。いずれも前年同日より訪問者数が増えている。

 hitwize 2011年11月24日の小売サイト訪問者数ランキング(資料:Experian Hitwise)

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