楽天銀行は5月10日、同行を名乗る不審なメールとフィッシングサイトによる詐欺攻撃が発生したとして利用者に注意を呼び掛けた。
不審なメールには「Security Alert:」などの件名が記載され、本文のリンクをクリックすると、楽天銀行のWebサイトに似せたフィッシングサイトに誘導される。Webサイトは、ユーザーIDやログインパスワード、暗証番号、合言葉などのほか、カード番号や有効期限などを入力する仕掛けとなっていた。フィッシング対策協議会によれば、同日午後3時現在でフィッシングサイトは停止しているが、類似サイトが出現する恐れがあるという。
楽天銀行の正規サイトは、Internet Explorer(IE) 6ではSSL暗号化通信の鍵アイコンがWebブラウザの下部に表示され、IE 7以降ではURLのアドレスバーが緑色に変化する。これらの特徴がみられない場合はフィッシングサイトである可能性が高い。
同行は、メールで顧客情報やカード情報を照会することは一切ないとしており、万が一情報を入力した場合は早急に変更を行ってほしいとしている。
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