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» 2012年06月14日 15時37分 UPDATE

米連邦政府、全米高速ブロードバンド網構築プロジェクト「US Ignite」を発表

MozillaやNEC、米国立科学財団など100以上の組織が参加する「US Ignite Partnership」は、連邦政府の全米高速ブロードバンド化と高速ネットワーク向け次世代アプリケーションの開発を支援する。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米連邦政府は6月13日(現地時間)、高速ブロードバンド網構築の取り組みを発表した。バラク・オバマ大統領が14日に全米高速ブロードバンド網構築を促進する行政命令に署名し、高速ネットワークとそのネットワーク向けのアプリケーション構築を支援する団体「US Ignite Partnership」の立ち上げを発表する。

 この行政命令は、通信キャリアが国内の車道や連邦政府所有地に現在より9割安く高速ブロードバンド網を構築できるようにするというもの。各省庁はこの行政命令の下、通信キャリアに施設をブロードバンド設置場所として提供する。オバマ大統領は声明文で、高速なブロードバンド網を整備することは、経済活性化と雇用促進につながると語った。

 US Ignite Partnershipは、現行のインターネットの100倍速く稼働する、プログラムでの制御可能なブロードバンド網の構築と、そのネットワーク上で効率的に稼働する一連の新サービス構築を支援するための組織。企業や地方都市、非営利団体を含む約100の団体が参加する。

 us ignite US Ignite Partnershipのページ

 この高速ネットワークは、教育、医療、エネルギー、高度生産事業などの国家的優先課題を支援する次世代アプリケーションの設計・実装のテストベッドになる。

 US Igniteには、Cisco Systems、Juniper Networks、NEC、Hewlett-Packard(HP)などのネットワーク関連企業、通信キャリアのVerizon、CATVのComcast、米国立科学財団(NSF)、Mozilla Foundationなどが参加。NSFとMozillaは同日、高速コミュニティー向けアプリケーション開発のデザインコンペを発表した。コンペ優勝者は総額50万ドルの開発資金を獲得できる。

 mozilla Mozillaのデザインコンペ参加募集ページ

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