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「忍者ツールズ」全サービスが表示不可に ドメイン情報の初期化が原因

» 2012年07月13日 19時22分 公開
[ITmedia]

 「忍者ツールズ」ブランドでアクセス解析やWebサイト作成サービスなどを提供するサムライファクトリーは、7月12日夜から全サービスで表示ができなくなったり、管理画面へのログインができなくなる障害が起きたとし、ユーザーに謝罪した。

 同社の説明によると、各サービスのドメインを管理するドメインレジストラ会社がドメイン情報を初期化したことが原因という。ドメイン情報はすでに復旧しているが、一部ユーザーで最大72時間以上、影響が続くとしている。

 同社によると、12日午後8時20分ごろにドメインレジストラ会社がドメイン情報を初期化。忍者ツールズ全17サービスの管理画面にログインできなくなったほか、ホームページ作成サービス「忍者ホームページ」やブログサービス「忍者ブログ」でページが表示できなくなったり、アクセス解析サービス「忍者アクセス解析」で解析ができなくなるなど不具合が起きた。

 ドメイン情報はすでに復旧しているが、ユーザーによってはDNSキャッシュの影響で最大72時間以上影響が続く場合もあるという。同社は「誠に恐れ入りますが、弊社としてもDNSキャッシュが期限切れになり、最新の情報が反映されるのを待つしかない状況」と説明している。2012年7月現在、忍者ツールズの登録アカウント数は278万。

 ドメインレジストラ会社と協議して再発防止に努めるほか、有料版ユーザーやポイント還元サービスを利用しているユーザーには、何らかの補てん対応を行うとしている。

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