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阪急阪神沿線でモバイルO2Oサービス ドコモなど協力

» 2012年10月04日 17時21分 公開
[ITmedia]
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 阪急阪神グループは10月6日から、モバイル向けO2Oサービス「SMART STACIA」を始める。NTTドコモをはじめとしたNTTグループ、博報堂が協力し、沿線商業施設の客にモバイル情報サービスやアプリを提供する。客のアプリ利用状況や鉄道・バスの乗降情報、購買情報などビッグデータを分析し、興味関心にマッチした情報提供技術の検証に取り組む。

 SMART STACIAは、スマートフォン/携帯電話向けの会員制の情報提供サービス。阪急阪神沿線のショッピングセンターのお得な情報や、沿線各店で利用できる電子クーポン、独自のポイントサービスを提供する。

 SMART STACIA会員向けに、ショッピングモール「阪急西宮ガーデンズ」(兵庫県西宮市)で利用できるスマートフォンアプリ「阪急西宮ガーデンアプリ」を提供。エントランスの専用端末にスマートフォンをかざして来館ポイントをためたり、お店のタブレットにかざしてクーポンを取得したり、目的の店までルート案内を表示したり、お気に入りの店舗に近づくと自動で最新情報を受信する──といった機能を備える。

 会員向けに、スマートフォンアプリ「ウメダ・スタイルクリップ」も提供。「阪急三番街」「HEPファイブ」など大阪・梅田の商業施設のショップ店員と顧客が、商品写真を投稿し、コミュニケーションできる。

 それぞれのサービスで利用情報などの分析を行い、顧客の興味・関心にマッチした情報をタイムリーに提供するための技術を検証していく。

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