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LINEで“混線”? 突然謎のメッセージ 他人のメッセージ表示される不具合か

» 2012年10月31日 20時10分 公開
[ITmedia]

 NHN Japanのメッセンジャーアプリ「LINE」のPC版公式アプリで10月31日、テキストチャット「トーク」画面に、他人の会話と思われるメッセージが表示される不具合が一部ユーザーで起きている。NHNは「原因を究明中」としている。


画像画像 トークに混入してきた他人のものと思われるメッセージ。「H好きですよ」などきわどい内容も

 都内のあるLINEユーザーは31日夕、PC版の「トーク」で友人と会話中に突然、「東京の23です!!」「地域は千種です。まみさんはどちらですか?」「H好きよー」といった身に覚えのないやりとりや、タイ語や中国語とおぼしきやりとりが一気に混入してきたという。ネット上にはほかのユーザーから同様な不具合の報告があり、PC版LINEに他人の会話が“混線”していたようだ。

 LINEではこの日未明、スマートフォンアプリ、PC版などすべてのデバイスで全機能が利用できなくなる障害が発生していた。

午後10時追記

 NHNは「31日午後7時ごろ、PC版LINEで数分間、一部のユーザーに対して送信者不明の状態でメッセージが混線してランダム表示される問題が発生した」と31日夜に発表した。緊急に修正対応を行い、すでに問題は解決しているという。「ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」とユーザーに謝罪している。

 午後10時現在、不明な送信者からのメッセージは削除され、PC版を正常に利用できるようになったという。問題修正作業のため、一時的にPC版LINEが強制ログアウト状態になったユーザーもいたが、現在は通常通りログインできるようになったとしている。

 影響範囲や原因は「調査中」。「今後はサービスの安定化に万全を期するよう努めていく」としている。

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