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» 2012年11月13日 07時38分 UPDATE

ユーザーの23%は古いWebブラウザを使用――Kaspersky調査

Kasperskyは、「サイバー攻撃の多くが古いバージョンのブラウザに存在する既知の脆弱性を悪用している」と指摘する。

[鈴木聖子,ITmedia]

 古いバージョンのWebブラウザを使うことの危険性が指摘されているにもかかわらず、Webブラウザを最新版に更新していないユーザーは23%に上る実態が、Kaspersky Labの調査で明らかになった。

 Kasperskyは各国で同社のサービスを使っている数百万人のユーザーのデータを分析し、Webブラウザの利用実態を調べた。その結果、ユーザーの14.5%は1つ前のバージョンのWebブラウザを、8.5%はそれよりもさらに古いバージョンを使っていることが分かった。特にInternet Explorer 6と7を合わせたシェアは3.9%を占め、世界で何十万というユーザーが危険にさらされている状況だという。

 さらに、Webブラウザの新しいバージョンが公開されてから大部分のユーザーがそれを導入するまでには、1カ月以上かかっていることも判明した。これに対し、攻撃側はわずか数時間でWebブラウザの既知の脆弱性を悪用することもあると指摘している。

 Kasperskyユーザーの間で最も普及しているWebブラウザはIE(37.8%)で、次いでGoogle Chrome(36.5%)、MozillaのFirefox(19.5%)の順だった。最新バージョンがインストールされている割合をWebブラウザごとにみると、IEが80.2%と最も高く、次いでChromeの79.2%、Operaの78.1%で、Firefoxは66.1%にとどまった。

 サイバー攻撃の大部分はブラウザ自体の脆弱性やWebブラウザのプラグインの脆弱性を悪用しており、Webブラウザを常に最新バージョンに更新しておくことは極めて重要だとKasperskyは解説している。

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