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» 2012年11月29日 10時58分 UPDATE

MicrosoftがまたアンチGoogleキャンペーン 標的は「Google Shopping」

「Google Shopping」の検索結果に表示されるのが有料で登録したショップのものだけであることなどを指摘し、クリスマス・キャロルの主人公スクルージのようなGoogleではなく、公平なBingをメインの検索エンジンにしようと呼び掛けている。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは11月28日(現地時間)、Google検索結果の不公平さを批判し、Bingでの検索を勧めるキャンペーン「Don't Get Scroogled」を開始したと発表した。ホリデーシーズンのショッピングをGoogle検索で始める前に“Googleが料金を支払っているショップの商品を優先的に表示していることを知ってほしい”という。

 scroogle キャンペーンページ。Bingをホームページに設定するボタン付きだ

 Scroogleは、チャールズ・ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」の主人公、強欲な商人のエベネーザ・スクルージ(Ebenezer Scrooge)の名前とGoogleを合わせた造語。Googleが検索ユーザーよりも広告料を支払っている顧客を優先する強欲な商人だと言いたいようだ。

 Microsoftによると、ホリデーシーズンのオンラインショッピングでは、ユーザーの約半数がまず商品の検索から始めるという。だが、Google検索のオプション「Shopping」で起動する「Google Shopping(旧Google Product Search)」の検索結果に表示されるのは、有料で登録した企業の商品だけだ。

 google shopping Google Shoppingの検索結果

 また、Google検索で例えばコーヒーメーカーなどの商品を検索すると、検索結果上部に「Product Listing Ads」に登録されている関連商品が囲みで表示される(「sponsored」と明示される。日本は対象外)。

 Microsoftはこれらを具体例や動画を交えて説明し、同社の検索エンジンBingではそのようなバイアスをかけず、客観的なランキングに基づいた検索結果を表示していると強調する。

 Googleの検索結果については、複数の企業が不平等だとして米連邦取引委員会(FTC)欧州委員会に調査を求めており、FTCは近いうちにGoogleを提訴するとみられている

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