米InstagramのサービスからTwitterに共有した画像が、12月10日未明からTwitter(公式サイトおよび公式アプリ)で完全に表示されなくなった。タイムライン上の画像添付ツイートで表示されるはずの「画像を表示する」リンクが消え、「開く」→「詳細」でツイートを開いてもInstagramのWebサイトの画像へのリンクが表示されるだけだ。
リンク先は「instagram.com/p/〜」という、InstagramのWebサイトになっている。Instagramは11月、PCのWebブラウザ向けのユーザーのプロフィールページの提供を開始しており、PCでもユーザーの投稿画像をまとめて閲覧できるようになっている。
Instagramのケビン・シストロムCEOは12月5日(現地時間)、将来的にはTwitter上での画像プレビューを完全に終了することを明らかにしたが、いつから開始するかは明示していなかった。InstagramはTwitter Cards統合機能を無効にしたため、Twitter Cards対応アカウントでの投稿も表示されない。
Instagramの投稿はTwitterの他、Facebook(Instagramの親会社)、Tumblr、Flickr、ミクシィなどで共有でき、Twitter以外のサービスでは従来通り画像は表示できる。
一方、Twitterはクリスマスまでに、Instagramにあるような画像フィルタ機能を公式Twitterアプリに追加するようだと米AllThingsDが12月8日に伝えた。
独自フィルタについては、11月初旬に米New York TimesがTwitterの匿名社員の話として伝えている。
Twitter会長のジャック・ドーシー氏が12月4日に公式アプリで投稿した正方形でモノクロの画像が、フィルタのテストではないかとみられている。
Googleは12月6日、9月に買収した独Nik Softwareの写真編集アプリ「Snapseed」のAndroid版を公開し、それまで有料だったiOSアプリを無料にした。
このアプリは同社のソーシャルサービス「Google+」への画像投稿に最適化されているが、Facebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルサービスでも共有でき、Twitterでは「画像を表示する」に対応する。
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